ループめざ地ラティオスはDに8振ると臆病ゲンガーのシャドーボールが確定耐えになる。Hに8振ると最大乱数以外で耐える。最大乱数は3%くらいしか出ないのでどちらでもいいか。
要するに、CSに全振り(厳密には248、252だから違うかもしれない)しててもラティオスにはこれだけの耐久スペックがある、ということ。

なのでラティオスの珠ってのはあんまり好きじゃない。現状持ってるラティオス個体値が低いからあまり珠を生かしたことがない、ってのもあるんだけど。でもバトレボなんかで対戦してても、珠反動のおかげでもっていける局面が結構あったりするし、やっぱり珠には隙も大きいと思う。
個人的にラティオスはダブルでも拘りメガネをもたせて、ひたすら潰しに徹したほうが美しいと感じる。ラティオスのやることって、流星群撃って引っ込めて再登場して流星群撃ってまた引っ込めて……、ってところなので、それやるなら別に拘りでもよくね、っていう。不意打ちが来そうなら引っ込めればいいじゃない。
また、めざ地が簡単に粘れるようになってテンプレの流星10万みがわりまもるから何抜くか、っていうときに真っ先に対象に挙がるのがみがわり。みがわり抜くなら珠のメリットである「補助技を気軽に使える」って点が少し失われるから、最近の時流だとなおさらだと思う。WCSでも滋賀代表が拘りのおかげでサンダー潰して試合の流れを持って行けた、ってのが実際にある。耐久調節のメジャーな目安に「珠」流星耐えってのが挙がってくるくらいだし、拘りならそれをメタれるんだよねぇ。
どうしてもみがわりまもるを使いたい、という場合はプレート(りゅうのキバ)持たせればいいんじゃないだろうか。実際自分は流星波動10万まもるのプレートを回してるけど、そこまで火力に支障はない。どちらにしろラティオス仮想に耐久調節している(いそうな)ポケを倒せないのは一緒だし。他にもタスキとかオボンとか、いろいろ候補はあると思うんだけどなぁ。

そもそもいのちのたまというアイテムがあんまり自分の趣味じゃない、ってのもある。いや、そりゃ使うことももちろんあるんだけど、珠持たせるポケは「珠反動がそれほど気にならない」ことと「攻撃と特攻に両方補正がかかる点を生かせる」ことの両方を満たしててほしいなぁ、ってのがあるので、ゴウカザルとかアグノムとかルカリオとか耐久調節しないタイプのボーマンダとかに自分のなかでは限定されているから、そこまで汎用性の高いアイテムだと感じていない。
両刀じゃなくてももともと耐久の薄いサンダースみたいなポケならなんとか考えられるかなぁ…ってところ。ライコウの珠なんてありえないと思う。実際回してみたけど使いこなせなかった。腕が悪いだけかもしれないけど。ちょっと前に珠サンダーもありかなー、なんて言ってたけど、「珠反動が実はかなり痛いだろうな」って考えててなんだかんだで使う気にはならないし。それと同じことがラティオスにも言える。

これだけ「珠ラティオス」が流行ってる理由ってなんなのでしょうね?